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設計のポイント


ブース面材を選ぶために

■ブースの素材と強度







 ブースに用いられる面材には、破壊に対する防御策として、高い強度を要求されることがあります。
 しかし、絶対に壊される恐れのないブースの面材や金具はかなり高価になります。むしろ壊さない教育が必要ではないでしょうか。
 
いずれにしても素材と強度は使用状況に応じて選ぶようにします。たとえば、汚れの程度が激しく頻繁に水をかけて掃除する場合や堅牢性が 求められる場合は、ソリッドパネルが最適です。ソリッドパネルは鉄道や高速道路など不特定多数が利用するトイレに多く採用されています。
 現在多くのトイレでは、メラミン化粧板や化粧鋼板を表面材とし、ハ ニカムペーパーを芯材とした面材が採用されているので、一般的な強度は備えています。
 またポリエステル化粧板を面材としたトイレは、もっとも価格が安く、かなり多く採用されていますが、デザイン性や耐久性はやや劣ります。







トイレブースの材料と性能比較表
面材 パネル構造 特徴 耐水性 耐衝撃性 耐薬品性 防汚性 コスト
ポリエステル
化粧板
1.ポリエステル樹脂化粧合板
2.木枠
3.ペーパーハニカムコア
コスト面でメリットがあります。耐衝撃・耐薬 品・防汚性能で他にやや劣ります。

化粧鋼板 1.化粧鋼板
(塗装又はシート貼り)
2.木枠
3.ペーパーハニカムコア
スチールを使用しているので表面強度があり耐 衝撃性に優れます。表面仕上げ(焼付け塗装・シ ート貼りなど)により耐薬品・防汚性能は異なります。
メラミン
化粧板
1.メラミン樹脂化粧合板
2.木枠
3.ペーパーハニカムコア
メラミン樹脂は、耐薬品・防汚・耐熱性能に優れ ています。また発色性に優れさまざまな表面の バリエーションがあります。
メラミン
化粧ソリッド
1.メラミン層
2.フェノール層
仕上げ材(メラミン層)と下地材(フェノール層)が一体となった高強度パネルです。耐衝撃性・耐水・耐薬品・防汚・耐熱性能に優れたパネルです
メラミン
パーティクル
(MDF )
1.メラミン樹脂化粧合板
2.パーティクルボード
又はMDF
表面をメラミン樹脂、芯材にパーティクルボードやMDF を使用していますので耐衝撃性・耐薬品・防汚・耐熱性能に優れています。
その他、耐水性に優れたFRPを用いたものや不燃性が高いものなどメーカーにより独自の製品の品揃えがあります。  


■落書き対策と清掃性











 マジックやボールペンなどによる落書きに強い表面材はメラミン化粧板で、メタノールなどで拭いても跡が残りません。日ごろのぞうきんでの清掃や汚れがひどいときの洗剤やメタノールなどの清掃にも耐えることが出来ます。ただし、ポリエステル化粧板や化粧鋼板は、マジックや ボールペンの跡が若干残ります。

■巾木・天井との納まり










 床をモップなどで清掃する場合は巾木にパネル載せるタイプを、水を流して床を洗うウェット清掃の場合には支柱にパネルを載せるタイプが、素材を長持ちさせます。
 扉の上は、天井との間を空けておくことにより、ブース内で人が倒れたときなどの非常時に対応できます。ブース間の仕切りパネルは、便器に上って隣をのぞくいたずら対策として、天井までパネルでふさぐこともあります。


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