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設計のポイン


トイレを清潔に保つには

■清掃方式はドライがお薦め







 清掃の仕方については、すでにいろいろな形で説明してきましたが、ここで簡単にまとめてみましょう。
 ドライ(乾式)清掃方式とは、ビニル系床材を用いた床面の美観を長期間にわたり維持するため、床面がひどく汚れる前にドライバッフィングやスプレーバッフィングという手法を用い、水や洗剤による洗浄作業を極力減らしながら床面の美観を維持する清掃方法です。一般の床用ワックスを用いる方法に比べ水や洗剤に使用量が少ないことからこう呼ば れます。ドライ清掃用高濃度樹脂ワックスを使用し、超高速ポリッシャーを用いて床の美観を維持しますが、特殊な機材を必要とします。
 
専門家の間でもウェットとドライの解釈は多少分かれますので、モルタルやタイルで仕上げた床に水を流 しながら清掃する、いわば従来の方法をウェット(湿式)、固く絞ったモ ップ等で汚れを拭き取る方式をドライ(乾式)と解釈すればよいでしょう。
 ドライ清掃はまったく水を使わないと誤解され、それが導入に妨げとなっているようですが、まったく水や洗剤を用いないメンテナンスは実用上不可能です。日常的な清掃においては固絞りしたモップで汚れを拭き取ります。水や洗剤の使用を最小限度に抑え、いつも乾燥した床面に保つことが、衛生的で滑りにくい床面を維持する上で重要なのです。
 
病院の手術室や食品工場、調理室でも床面のドライ化が進んでいま す。床面を乾燥させることにより、 雑菌の繁殖を防止し、衛生的に保つためです。
 トイレの床に用いられるビニル床 材やタイルは非吸水性の材料ですが、多量の水で濡らした床材は短時間で乾かすことはできません。乾く間に歩行すれば、せっかくきれいに清掃した床面が再度汚染して汚れてしまいます。床が濡れている分、乾燥時よりも余計に汚れやすくなります。汚れの多くが水溶性だからです。
 また、排水溝に溜まった汚水に雑菌が繁殖し、臭いの原因になります。
 洋式便器の普及によって、便器周辺を汚す可能性は和式便器と比較して大幅に低下した現在では、トイレの清掃方式がドライ化するのは自然な成り行きだといえます。
 また、床の仕様としてはウェット清掃に対応させながら、日常的な清掃はドライ方式として、いざというときには水を流して清掃できるように配慮された学校も見受けました。
 社会的な環境の変化から見ても、 また学校のトイレ環境を家庭に近づけて、誰でもがいきやすいトイレとするためにも、学校のトイレ研究会 としては洋式便器の採用とともにドライ清掃方式を推薦いたします。




トイレは、「清潔さ」「快適さ」「清掃のしやす さ」などの点で、ドライ清掃が良好ですが、課題は、和式便器の周囲が清掃しきれないこと。 だからこそ、ドライ清掃には洋式便器を推薦し ます。



左のグラフからはウェット清掃では清掃後に菌が増 加。「濡れている」状態が菌の繁殖を招くことがよく わかります。 トイレは「乾燥している」状態を保つことが衛生的 に重要であり、この見地からもドライ清掃が望まし いといえます。

   
 
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