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設計のポイント


手洗いゾーンのタイプ

■アイランドタイプか壁付けタイプか






 従来のトイレはスペースが狭く、 また配管の取り出しなどの施工性から、洗面器の配置は壁側に並列されるのが一般的でした。最近は児童・生徒数の減少から既設のトイレの器具数にゆとりが生じ、改修時に隣り合わせた男女トイレを一体化して男子もしくは女子専用として、ゆとりのあるプランニングが可能になりました。
 しかし、床面積は増えるのですが、 壁量はそれほど増えず、壁に沿って便器やブースを配置すると、手洗いゾーンを壁から離してアイランドタイプとしたほうが空間効率がよくなります。
 また、広く空いてしまった中央部に手洗いを置くことは、空間の使い方としても上手なやり方だと思われます。
 そういう意味では必然的に生まれた形式かもしれません。しかし一方では新たに配管しなければならないなど、工事には多少手間がかかりますが、場所が自由になること、自由な形がつくれることなどから、快適なトイレをつくるためにはメリットとなっています。さらに、トイレの中央部に設けることによって、動線を整理することもできます。
 アイランドタイプの手洗いは、円形をはじめ自由な曲線を用いたり、カラフルな素材を用いたりして、トイレ内に楽しげな雰囲気をつくることができるためにコミュニティーを醸成しやすく、子どもたちにも好評のようです。
 ただし、四方から使えるよさとともに、下手をすると四方に水が撥ね飛んでしまうというデメリットもあります。また手洗い石ケンの飛散なども考慮に入れますと、防滑性のある床材を選択しておくほうが安全だと思われます。
 一方、改修時における壁付けタイプのメリットは、新たに配管をしな くてもすむことです。 その分、カウ ンタートップに清掃しやすい素材を 選択したり、カラフルな材を使って 明るく楽しい雰囲気を演出したり、高さを変えて幅広い年齢層に対応で きるように配慮したいものです。  
 スペースが狭い場合には、省スペースタイプの手洗器を選ぶことによって、空間にゆとりを持たせることができます。
 いずれにしても、車いすでの利用を考慮すると、カウンター下には何もないほうがよいのですが、すべてを空けておく必要もないと思われる場合には、手洗いのカウンター下を トイレットペーパーの保管場所とし て利用するなど、いろいろと使い方 にアイデアが活かせるところでもあ ります。

アイランド型手洗いが設けられたトイレの例。左は太田市立東中学校女子トイレ、
太田市立東中学校女子トイレ平面図。
砺波市立出町小学校中学年男子トイレ、
豊中市立千成小学 校女子トイレ。
スペースが十分取れないときには、省スペース タイプの手洗い器を採用すると、空間に余裕が できる。左はそのモデル。 左下はカウンターの奥行きを抑えた豊中市立千成 小学校低学年用の壁掛型手洗いゾーン。
 
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