1学校現場の声を聞く3 ユニバーサルデザインを2010年研究誌取材より学校のトイレ研究会は、児童・生徒が安心して使える清潔で快適なトイレを提案・普及していくことを目的に、トイレ関連企業が結集して1996年に発足しました。以来、より良い学校トイレ環境づくりを目指して、空間建材から衛生設備、清掃メンテナンスに至る一貫した研究体制のもと、各社の知見やノウハウを生かしながら、3つの理念を柱に、調査・研究・啓発活動を重ねています。学校のトイレ研究会は、子どもたち、教職員、保護者、自治体、設計、地域住民の6つの視点から学校トイレのあるべき姿を追究してきました。子どもたちはトイレを選べません。子どもたちや利用者の気持ちに寄り添って考えていくことを第一に研究活動を継続しています。現場に足を運び、その実態を把握し、子どもたちを中心に、教職員や用務主事、保護者や地域住民、そして改善に取り組まれる自治体や設計の方々の声を聞くことを第一に、調査・研究を継続しています。トイレの本当のきれい・汚いとは? 感覚的な清潔感と実際の衛生性には違いがあります。科学的根拠に基づいて、子どもたちを感染から守り、それを教育していくため、科学的検証を実施しています。一人でも多くの人に使いやすいトイレづくりのため、障がい者や高齢者、幼児・児童などのトイレ内の動作を検証・研究し、最適なトイレ空間づくりを提案しています。学校のトイレ研究会が1996年発足以来、調査・研究を重ねてきた知見をベースに、空間建材・衛生設備・清掃メンテナンスのあり方や具体的なノウハウを一冊にまとめました。より良い学校トイレ環境づくりの一助になれば幸いです。リフレッシュの場健やかな成長を願う場生活の場02学校のトイレ研究会とは一貫した研究体制を確立教職員教育の場保護者子どもたち毎日の生活の場設計快適空間創出の場自治体社会基盤創出の場地域住民災害避難時の空間建材〜衛生設備〜清掃メンテナンスまで活動の3本の柱 追究する学校のトイレ研究会2 衛生性を科学する学校トイレノウハウブック
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