学校トイレノウハウブック
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234567手袋は付着した嘔吐物が飛び散らないように、表面を包み込むように裏返してはずし、使った布やペーバータオルとともにビニール袋に入れ、④と同様に処理する。処理後は薬用液体石けんで十分に手を洗う。厚生労働省「ノロウイルスの感染を広げないために」をもとに作成。学校のトイレ研究会制作トイレのおそうじ方法清掃の手順を紹介した動画やポスターをWEBサイトで紹介しています。是非ご活用ください。学校では、吐き気や嘔吐を症状とするノロウイルスやロタウイルスなどの感染症胃腸炎が流行することがしばしばあります。児童・生徒が吐いてしまった場合、それがウイルスによるものかどうかは判断しにくいため、嘔吐物の処理は、ウイルス対策を講じることが基本です。日頃から持ち運びしやすいパニックセットを用意し、すぐに対応できるようにしておきましょう。ウイルスは感染力が強いので、手袋やマスク、雑巾などは使い捨てにし、処理をする人は薬用液体石けんと消毒アルコールを使って十分に手を洗うなど、自身が感染しないような対策が必要です。消毒液のつくり方嘔吐物が付着した床を消毒する場合は、濃度0.1%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用します。次亜塩素酸ナトリウムは薬局で手に入りますが、塩素系漂白剤を代用してつくることもできます。その場合は、水3Lに対して濃度6%の塩素系漂白剤50mlが目安です。希釈液は保存せずに、その都度つくりましょう。(参考) 500mlペットボトルのキャップ1杯=5ml学校のトイレ研究会https://www.school-toilet.jpパニックセット(イメージ)ニイタカ汚物処理セット使い捨て手袋、マスク、ぞうきん、ペーパータオル、ビニール袋、 次亜塩素酸ナトリウム希釈液窓を開けて、換気をする。使い捨てマスク、手袋、エプロンを着用する。布やペーパータオルなどで外側から内側へ嘔吐物を寄せ、ビニール袋に入れる。汚染面を広げないように注意する。ビニール袋内に、消毒液を染み込むように加え、口をぎゅっと結んで処分する。嘔吐物が付着した床とその周辺をペーパータオルで覆い、消毒液を染み込ませてふき取る。ふき取って10分たったら水拭きする。27緊急時対応 おう吐物などの処理は、パニックセットを常備して速やかに対応<処理手順>1

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