学校のトイレ研究会研究誌26号
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8500mm8500mm準備されています。トイレ以外にも、救急車が来た際に、車を横づけで停められる救護室や、感染症が発生した際に、館内をビニールカーテンで区切れる装備や防犯カメラが設計されています。旧大口北小学校の面影を残すためにも、体育館のステージは取り壊さず、携帯トイレやマスク、消毒液などの備蓄倉庫として活用しています。大口町北地域自治組織で会長を務める藤田金生さんは語ります。 「運営が始まって、まだ1年目です。地域の方にとって、どのような施設が利用しやすいのか、防災について、どう啓発していくのがよいのか、今後も検討していきたいと思います」,,   ●大口北防災センタートイレ[改修前]男子トイレ。明るい光が差し込む。手前の小便器には手すりを設けた。屋外にある公衆トイレ。ベンチの下にはビニールシートが備えられている。非常時、屋根にセットするだけで、仮設テントが完成する。防犯カメラと、ビニールカーテンで仕切る際に利用する金具。名   称:大口北防災センター所 在 地 : 愛知県丹羽郡大口町城屋敷1-308施     主 : 大口町設計・監理:斉木建築事務所施   工 : 松岡建設 大口営業所竣 工 年 月 : 2022年3月バリアフリートイレは、もともと事務所があった場所に新設した。5,000mm5,000mmベンチにも仕掛けが施されている。カバーを外せば、災害時の炊き出し用かまどに早変わり。[改修後]事務所男子トイレ女子トイレ女子トイレバリアフリートイレ男子トイレ非常用発電機。停電時も、3日分の電気が供給できるようになっている。女子トイレ個室内。ベビーチェアとフィッティングボードの他、手すりを備えた。大便器はすべて温水洗浄便座。バリアフリートイレと、男女別トイレ入り口。サインはシンプルで、明瞭なデザインに。防災センター館内。通常時は柔道教室などに利用されている。男子トイレ個室内。男女別トイレの個室の一つには、ベビーチェアとフィッティングボードも設置。女子トイレ手洗い。感染症対策の観点から自動水栓に。足元には荷物棚も。左から稲葉悠斗さん(大口町地域協働部町民安全課)、川橋朝次さん(大口町北地域自治組織理事)、藤田金生さん(大口町北地域自治組織会長)、吉田治則さん(大口町北地域自治組織事務局長)。大口北防災センター DATA

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