の観点から、手洗いも自動水栓を採用しました。照明や換気扇も、トイレ入室時に自動でスイッチが入るセンサータイプに変更。笠松町では現在、公共施設の自動水栓化も進めています。笠松町教育文化部教育文化課の田上智也さんは話します。 「今回の改修は、災害時など、設備に何かあったらすぐに駆けつけていただけるよう、地元の業者さんに入ってもらっています。『完成したから終わり』ではなく、これからも関係を続けていくことができればと考えています」工事の途中、壁などをすべて剥がしたタイミングで、見学会も実施されました。こうして、2021年12月にトイレ研究会が発足してから、23年2月には改修工事が終了しました。 「時間がない中、スピーディーに進められたのは、学校現場の声をダイレクトに吸い上げることができたのと、生徒会をはじめ、トイレ研究会の皆さんのおかげです」(田上さん)今年度は、校舎の西舎のトイ 定です。レを改修しました。次年度は、北舎の改修工事を進めていく予 「私たちが授業や部活動をしている間も、業者の方が働いてくだトイレの完成を祝い、セレモニーが開催された。PTA会長・トイレ研究会副会長の安藤博之さんによる挨拶。西舎1階男子トイレ。手洗いは自動水栓と水石けん供給栓。災害時や、けがをした生徒が困らないよう、各所に手すりを設置。トイレ入り口の「みんなのトイレ」のシンボルマークには、笠松町のマスコットキャラクター「かさまるくん」と「かさまるちゃん」が登場。生徒会の任期は1年のうち前期と後期に分かれる。セレモニーの日、引き継ぎ式も行われた。トイレのお披露目に当たって、古田聖人町長(右)も出席。テープカットの瞬間、歓声が上がる場面も。西舎1階女子トイレ。大便器はすべて温水洗浄便座とセンサースイッチ式洗浄に。西舎1階男子トイレ。さまざまな利用者を想定し、手すりの他、個室内に手洗いも設けた。西舎1階女子トイレ内姿見鏡。生徒会の要望を受けて採用した。西舎1階女子トイレ内掃除用流し。棚やフックを備えて、掃除用具を保管しやすくした。
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