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■プロの手による特別メンテナンス

 前ページ(日常清掃・定期清掃)でご紹介したことは「自分たちでできるものは自分たちで」という考えでマニュアルを作成しましたが、今回はプロの技術・知識で行なわなければ解消できない、
1.悪臭の発生源 
2.頑固な汚れの除去
3.水漏れや破損等の補修
などの点を主体として、専門業者に委託する時の参考にしてくださればと思います。
 見た目だけの綺麗さを追求するのではなく、悪臭の発生源の原因・汚れの種類・補修方法により、委託仕様・金額が違ってきます。事前に業者へ依頼内容をしっかりと伝え、また、業者からの提案を理解したうえで委託することが望ましいでしょう。

汚れ

固着した汚れは、洗浄水に含まれているカルシウム成分の中に、水の汚れや空気中の埃等が固着したものですから、通常の清掃では除去することができません。人間の歯石を思い浮かべていただくとわかるように、強い薬品で除去することはせず、歯面や歯ぐきを傷めないよう物理的に削り取っているはずです。同様な理由で器内外・タイル表面を著しく傷めないよう磨き上げ、器・タイル本来の光沢を蘇らせることがプロの仕事かと思います。

ポイント
耐水ペーパー(研摩)で磨いたり、フッ素酸等の入った洗剤で 洗うと、陶器の上塗り(釉薬)を犯してしまう場合があります。 結果、汚れの再付着を加速させ、除去するのに大変手間がかかります。
 また、器内面に常温乾燥コーティング剤(主にガラスコーティ ング)を塗布すると、洗浄水の流れが変わり、かえって汚れる場合があります。尿水がコーティング剤の中に染み込み剥離除去が 困難になる場合もあります。

臭気(尿・汚物)

トイレ室内の悪臭には大きく分けると、尿の臭いと下水の臭いがあります。臭いがあるからと安易に芳香剤を使用しているところが見受けられますが、それらが混合した場合、非常に不愉快な臭いが発生します。悪臭が発生するには必ずその原因があります。どこからどうして発生しているのか調べて対処しなければ解決しません。
1. 便器周辺の尿水の飛び散り・飛び跳ね・落ち雫等が悪臭の原因です。タイル床の場合はタイル表面に、尿・汚 れ・水垢がカルシウム成分で固着し、とくにタイル目地に尿水・汚水が染み込んで悪臭が発生します。市販の洗剤や薬品では除去できないので、各メーカーが扱っている尿石除去剤と各業者のノウハウで解消します。
2. 下水の臭いは排水管内の汚物が原因です。
3. 床面に施工してある洗浄水を排水するトラップはほとんど清掃をしていないうえ、内部に必ず臭気止めが入っているのですが、無設置だったり、または長年取り出し ていないためトラップ内側壁面と共に腐食して水が溜まらず、空洞となって下水臭がトイレ室内にこもってしま います。トラップ内に水が溜まらない時は、トラップそ のものを補修しなければ臭いは解消されません。
 また、その他にも、道具入れ(モップ・ほうき)からの腐敗臭などが挙げられます。

ポイント
タイル床面への樹脂ワックス は、尿の馴染みが非常に良く、さらに悪臭が悪化するので、避けた方が良いと思います。

排水管洗浄

1. 排水管の詰りの原因を大きく分けると
2. 尿石が排水管内壁に固着する(小便器等)
3. 汚物やごみ等、管内の錆や腐食(大便器・洗面器・SK・各排水管)
固形物が入り込んで洗浄水が流れない(各排水管) が、あげられます。
  排水管の材質の主なものは、鉛管・鉄管・塩化ビニール管等がありますが、とくに鉄管の腐食や錆が原因で磨耗している場合があります。ファイバースコープで詰ま っている原因を確認し、管内の磨耗率を調べてもらうとよいでしょう。排水管内ばかりでなく、小便器の取り付け部のビスやガスケット等の腐食度も、調べてみると交換したり補修が必要な場合もあります。専門業者によく調べてもらい、適切な作業をしてもらうことが大切です。
 その他の補修としては、フラッシュバルブや排水パイプ等からの水漏れ、壁面・床面タイルの欠損、換気扇・照明等の故障、鏡・その他備品の破損などが挙げられます。

ポイント
タイル床面への樹脂ワックスは、尿の馴染みが非常に良く、さらに悪臭が悪化するので、避けた方が良いと思います。
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