学校トイレのポイント

環境配慮

公共施設の約4割を占める学校施設について、国では、児童生徒だけでなく地域にとっての環境・エネルギー教育の発信拠点になるとともに、啓発の先導的な役割を果たすため、地球温暖化対策、エコスクールの整備、カーボンニュートラル達成にむけた脱炭素化やZEB化が推進されています。トイレにおいては節水機器の導入により、環境貢献はもちろんランニングコスト削減にも繋がります。

節水量とその進化 1970年代に比べ6割以上の節水を実現

学校施設が多く建設された1970年代に比べ、トイレ設備の節水技術は格段に進化しています。
公立小中学校経年別保有面積と大便器洗浄水量の関係

※文部科学省「公立学校施設実態調査(2017年度)」を基に加工して作成

トイレ設備の節水技術 1970年代~
トイレ設備の節水技術 2010年代以降~

メンテナンスコストや長寿命化も見据えたトイレのエコ化をおすすめします

おすすめ器具で節水効果をシミュレーション

中学校を想定し、学校トイレを節水化した場合の節水量と水道料金をシミュレーションしました。
トイレ改修にあたっては、このようにランニングコストも試算し、さらには長期的にメンテナンスしやすい器具の採用が有効です。

■シミュレーション条件

※算定根拠の詳細はTOTO学校・幼児施設トイレブック参照

おすすめ器具で節水効果をシミュレーション1
おすすめ器具で節水効果をシミュレーション2