事例紹介
新築
茅野市立永明小学校・
茅野市立永明中学校
(長野県茅野市)
茅野市
教育委員会 事務局
こども部
学校教育課
畠山 貴行さん
地域に親しみ、
地域を愛する想いが育つトイレ
茅野市が保有する公共施設は、昭和40年代後半から平成初期にかけての建築が多く、老朽化が深刻な学校もあり、永明小学校や永明中学校もその一つでした。それらの課題を改善し、持続的なまちづくりを目指すために10年間の小中学校の施設管理について方向性を示した第一次茅野市小中学校管理計画を作成しました。それをもとに、永明小学校と中学校が隣接する立地だったこともあり、周囲の公共施設との連携も見据えた、施設一体型の新校舎の建設に至りました。
永明小学校と永明中学校の新校舎が完成した際の学校公開日には地域の方々が訪れ、見学を終えて校舎を後にするその表情にはたくさんの笑顔が見られました。児童や生徒の皆さんからは、「ここに住みたい」という感想も聞くことができました。
トイレに関しても今までとはまったく違う明るくおしゃれな空間である上に、モザイクタイルに茅野市の自然や歴史が描かれ、地域に親しみ、地域を愛する想いが育まれていく空間になっています。茅野市では初めてとなる施設一体型小中学校である永明小学校と永明中学校。この事例を参考に今後もより良い教育環境づくりに努めていきたいと考えています。